当コラムでは、エアーブローとエアーノズルにおけるスプレーパターンの特徴をご紹介します。エアーノズルについては、以下の記事でもご紹介していますので、ご確認ください。
関連情報
エアーノズルの基礎知識と選定方法
エアーブローとは
エアーブローとは、空気を勢いよく吹き付けることを言います。エアーノズルの種類によってエアーブローの特性が変わります。
エアーノズルの主な使用目的に異物除去があります。異物除去の場合、ご使用の目的など沿ったエアーノズルの選定が必要です。ここからはエアーノズルのスプレーパターンより、どのような特徴があるのかをご紹介します。
スポットタイプ
【特徴】
最も高い衝突力(威力)が得られる、スプレー範囲が狭い、エアーブローの直進性が良い、対象物との距離が遠くても速度が減衰しにくい
【代表的なエアーノズル】
エアージェットノズル
スポットタイプのエアーノズルは、対象とするエリアが狭い場合や、ピンポイントでエアーブローをしたい場合に効果的です。 内部構造については速度の減衰が少なくなるように工夫しています。
フラットタイプ
【特徴】
エアーブローの幅が広い、ノズルを複数配置することで長尺の対象物をカバー可能、ノズルとノズルの間の部分のラップの問題により近距離配置不可
【代表的なエアーノズル】
フラットエアーノズル、エアーブラスター
スポットタイプではカバーできないような対象エリアの場合や、対象物の形状に合わせ、それぞれノズルの取り付け角度などを変更したい場合に効果的です。材質は樹脂やSUS、アルミ製とあり、コンプレッサーエアーやブロアエアーに対応したものがあります。 複数個のノズルを並べて使用する場合、エアーブローの均一化を重視する場合は、ノズルとノズルの間を最適なピッチで取り付ける必要があり、近距離での使用には適していません。
カーテンタイプ
【特徴】
エアーブローの幅が最も広い、ノズル単体で長尺の対象物をカバー可能、近距離配置可
【代表的なエアーノズル】
スリットエアーノズル
薄いシート状の対象物に対して近距離で均一なエアーブローが可能です。また、対象物が長尺の場合でも、ノズル1本で対応可能なため、省スペース化などが期待できます。
エアーノズルは当社にお任せください
以上のように、エアーノズルにはそれぞれ特徴がありますのでご使用の環境に合わせてノズルの選定を行ってください。スプレーノズル・エアーノズル ソリューションナビを運営するエバーロイでも、多様な種類のエアーノズルを取り揃えていますので、お気軽にご相談ください。
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