スプレーノズルの構造
当コラムでは、スプレーノズルの構造についてご説明します。スプレーノズル・エアーノズル ソリューションナビを運営するエバーロイは、長年培ってきたノウハウにより様々な構造上の工夫を行っています。
1流体(フラット、ストレート)
一般的なスプレーノズルは、流体の流路は1つです。流入口があり、ノズルの内部を通り、オリフィスよりスプレーされます。仕様の流量、スプレー角度に合わせ、流路径やオリフィスの形状をカスタマイズします。
1流体(フルコーン、ホロコーン)
ノズルの構造は先述のフラットやストレートパターンの1流体ノズルと同じですが、ノズル内部に中子と呼ばれる流体を旋回させる部品を内蔵しています。この中子により流体を旋回させることで、フルコーンまたはホロコーン状のスプレーを得ることが出来ます。
1流体 循環式
1流体ノズルの流量は一般的に噴射圧力の平方根に比例するのでスプレー可能な流量範囲(ターンダウン)は狭くなりますが、戻り圧力を制御することによって広いターンダウンを可能にした循環式のノズルがあります。
このように2重管構造になっており、供給側の流入と戻り側の流出口があります。この循環式の場合、一般的な1流体ノズルのターンダウンが3:1に対して10:1までターンダウンを増やすことが出来ます。
2流体ノズル内部混合
2流体ノズルとは液体と気体を混合させて噴霧するノズルのことで、混合方法は内部混合と外部混合の2種類あります。ノズル内部で液体と気体を混合させる方法です。小流量のものから大流量のものまで対応可能です。
2流体ノズル外部混合
ノズル外部で液体と気体を混合させる方法で以下の2つの方式があります。
・圧力方式:液体をポンプ又は圧力タンクで加圧して送る方式
・サイフォン方式:気体の吸引効果を利用して液体を送る方式
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スプレーノズルの構造を簡単にご説明させて頂きました。当社は、ノズル構造をカスタマイズした特注ノズルのトップメーカーとして皆様に選ばれてきました。スプレーノズル・エアーノズルにお悩みをお持ちの皆様、お気軽に当社に御相談ください!