ノズルから噴射及び噴霧された流体には、いろいろな密度分布を持っています。
通常の設計においては、圧力、流量、噴射範囲等から行いますが、ノズルによっては、幅方向の水量密度の均一性が得られない場合があります。また、高度な均一性が必要な場合は、水量分布の検証が不可欠となります。
測定は、所定の距離、噴射圧力、ノズルを複数使用する場合は、ノズルピッチなどを合わせ、アクリル容器に一定時間噴射します。容器に溜まった水位をセンサーで取り込み、容器の補正値などをPCにて補正し、水量分布を数値化します。
事例
空気と水を混合させてスプレーパターンを形成する2流体ノズルで、水量ターンダウンを約 14 倍に変化させた場合の水量分布均一性を検証した。