お客様の課題・ニーズ
当事例のお客様は産業廃棄物のセンサー選別機を取り扱われています。
湿式選別後、水分を含んだ小さな異物が幅1600mmのベルトコンベアに張り付き、繰り返し循環するため選別に悪影響がでていました。
スクレーバーでの異物除去はコンベアを傷つけてしまうため、エアブローで除去が可能か当社に当社にお声かけ頂きました。
提案内容
各エアーノズルの特徴を踏まえ、2パターンの提案をしました。
パターン①:幅広ノズルであるエアーブラスターAB型を複数並べる。
パターン②:ノズル1本で巾全体をカバーできるスリットエアーノズルAK型を設置する。
スリットエアーノズルAK型は、数あるラインナップの中で最も均等にエアーを噴射するノズルです。
サイズは最大4mまで対応可能で、今回のコンベア幅1600mmも十分対応対応可能です。
試作・評価試験
ご提案したパターン②のノズルについて性能確認をしていただくため、貸出サービスをご紹介しました。
エアーノズルは目に見えない気体を噴射するため、その効果が写真や動画では分かりにくく、当社では貸出サービスによるお客様での評価をお願いしています。
貸出テストではノズルの配置や設備との干渉などの確認だけでなく、実際にエアーの勢いや強さをご覧いただき、目的に適した性能であるか検証していただきました。
結果は良好で、導入が決定しました。